MONOCHROME SNAPS2
沼に「上がり」なんてものはないんだけど、私はある意味、M11 + SUMMILUX-M 50/1.4は「上がり」だと思って奮発して買った。
LEICA M11 + COLOR-SKOPAR 50mm F2.2 VM
2025/9
M11は確かに間違いないけど、レンズについては、使えば使うほどに「上がり」に最も近い位置にあるのはSUMMILUXではなく、COLOR-SKOPAR 50/2.2ではないかと思う日々である。
その最大の理由は、ルックスである。ええ、見た目である。世間的にかっこいいかは知らないが、超好みだ。この軽さ、サイズ感で使ってこそ、軽量なM11ブラックペイントが最も活きるような気がした。SUMMILUXで使っているときよりも、圧倒的に「俺のカメラ」って感じがする。
重いレンズを付けると首から下げたときに、カメラがお辞儀するとは言うけれど、このレンズを付けると逆に上を向く。それはそれでどうなのよ。なお、このM11を撮った2枚はX100Vによる。
薄すぎず、でも文句なく薄い。全長30mmである。これ以上薄いと操作性が悪くなるし、収納時にレンズにストラップを巻き付けたりもできなくなるので、絶妙のラインである。
でも1本だけ残してほかは全部手放せ、さもなくば●ね、と言われたら私は見栄を張ってSUMMILUX-M 50/1.4を残すんだろうなぁ。ブランド力と、F1.4に目が眩むわけだ。情けない。
まぁCOLOR-SKOPAR 50/2.2は、いろんな意味でM11の普段着、というのがもっとも妥当な線なんだろう。しかし写りは普段着のレベルではない。
このページは全部撮って出し。いいよね、モノクロHC。
開放から使えるし、F2.2かF2.8にしておいて絞りも操作しなくていいや、って思える。ピントだけ操作して、パシャパシャ撮るのみ。超お手軽。
街中でスナップを撮るなら断然COLOR-SKOPARがいい。昼間にカラーで撮りたい。