初夏
いつか買うだろうとは思っていたが、とうとう買ってしまった中判デジタル。一番安いやつだけど。
FUJIFILM GFX50S II + Voigtlander APO-LANTHAR 90mm F3.5 SLII Close Focusほか
2024/6~7、広島
今はもうフジはGFXを中判とは呼んでおらず、こともあろうかラージフォーマット(日本語にすると大判)と呼んでいるらしい。たったの44×33mmで、最小の中判である645判と比べても約6割の面積しかないし、大判どころか中判ですらないだろう、とは思う。
使えば使うほどに、勉強になる。大きなボケ量が欲しいだけなら、レンズの味(収差)を楽しむなら、多分フルサイズの方が相応しい。もっともっと光と影に向き合わないと、GFXの魅力は引き出せないようだ。修行が足りない。
レンズはGF63mm F2.8(35mm換算で50mm F2.2くらいの画角とボケ量)を買ったが、超でかい。でも一眼レフ用レンズでもイメージサークルが足りているものが多いので、専用レンズでなくとも楽しめる。
しかし収差のあるレンズではダメだということを実感。純正GFレンズやAPO-LANTHARなら開放から行けるが、FA-Limitedなら1段絞りたい。ほかのレンズは大体、解像度かイメージサークルが足りない。
こういう諧調を自由自在に出せるようになりたい。
F値は暗くてもいい。絞ってもいい。でも収差ゼロがいい。大口径開放症候群から、収差アレルギーへと転移。
↑と↓は35mm判クロップモードで撮影。それでも3000万画素もある。
フルサイズは2リッターターボ、中判は大排気量NA。
AFは猫には歯が立たない。いまどき位相差じゃなくてコントラストAFだし。
GF63mmを付けて1.3kgは、スナップにはちょっと重いけど、防塵防滴はいい。